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レインウェアを長持ちさせるメンテナンスや洗濯方法

更新日:

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せっかく良い道具を買っても、メンテナンスをしてあげなければ、良い状態は維持できないのよね..。

釣り具でもバイクでも何でもそうだけど。

レインウェア関連の続き。

レインウェアもしかり。

高度な科学技術が使われているので、ちゃんとメンテして初期性能を維持してあげないと。

ということで、レインウェアを長持ちさせるメンテの仕方についてまとめてみた。

レインウェアの初期性能を低下させる原因

まず、どんな原因でレインウェアの性能は低下するのか押さえておく。

  • 汚れの付着
  • 撥水コーティングの剥がれ
  • 保存のダメージ

大きくはこんなところ。

汚れは落とすこと。着用後の放置は性能低下の原因

透湿防水レインウェアは、特殊な素材によって雨は通さないけど、湿気は逃がすというとんでもない機能を備えている。

この機能は汚れたまま放置しておくと、どんどん性能が落ちてしまうらしい。

雨や泥でも汚れるけど、人間から発生する汗や脂も性能を落とす原因になるとか。

撥水能力の低下は、防水透湿性にも影響する

レインウェアには、防水・透湿以外に、「撥水」という機能がある。

これはウェアの表面で水を弾く機能のこと。

水を弾く能力が低下すると、防水・透湿の性能も発揮できなくなるという関係性。

どうして撥水するかというと、撥水コーティングがされているから。

コーティングは使っているうちに弱くなってくるので、メンテナンスが必要。

使いっぱなしはダメなのです。

折り目に圧力がかかると品質劣化の原因になる

洗濯後の保管方法にも気をつけたい。

だいたいのレインウェアには収納袋が付属しているけど、あれに詰め込んで長期間保存するのはNG。

折り目ができるとそこに過度な負荷が発生して、性能低下の原因になる。

持ち運ぶ時も折りたたむのではなく、丸めたほうが良い。

レインウェアのメンテナンス

原因と対策、対策編。

汚れを残さないように洗濯する。洗濯の頻度と方法について

理想は毎回洗濯すること

身体の中からの汚れも、外からの汚れも透湿防水効果を低下させる原因になる。

特にゴアテックスのような多孔質タイプの素材は、水滴より小さな穴が空いていることで、湿気を外に逃がす構造になっているので、汚れが付着していると効果が落ちる。

なので、着用後は毎回洗濯するほうが望ましいとのこと。

http://support.montbell.jp/common/system/user/infomation/disp.php?site_category_id=7&infomation_id=5

モンベルがサイトで言ってるからそうなのでしょう。

生地にダメージがあるから洗濯はなるべくしない方がいいっていう意見も聞いたことがありましたが、やっぱり違うんですね。

洗濯機は使えるの?

ゴアテックスでもだいたいは洗濯機で洗える。

もちろん、洗濯をすることによるダメージもあるので、洗濯機に入れる場合には、ネットに入れて、手洗いモードなどで洗うことが推奨されている。

基本はレインウェアそれぞれのタグに書いてある洗濯方法に従えば良いと思う。

ファスナーなどのギミックのありなしや、処理の仕方によっては洗濯機が使えないモノもあるようです。

その場合は手洗いするしかないですね。

洗濯機に入れる時のレインウェアの状態はこう。モンベルのサイトから引用。

・ファスナー…すべて閉める(無理な負荷による破損を防ぐ)
・ベルクロ…すべて閉じる(生地への引っかきを防ぐ)
・収納フード…取り出して広げる(洗剤や汚れの残留を防ぐ)
・コード類…すべて緩める(汚れ落ちのムラやシミの発生を防ぐ)
http://support.montbell.jp/common/system/user/infomation/disp.php?site_category_id=7&infomation_id=5

まぁ、普通に想像通りです。

大事なのはよくすすぐこと

洗濯する時の注意点として一番大事なのは、よくすすぐことらしい。

まぁ考えてみればたしかにそうですよね。洗剤や汚れの洗い残しがあったら意味無いですから。

洗剤も汚れも水蒸気を逃がす穴が詰まる原因になる。

脱水は記事にダメージを与えるのでやらないほうがよさそう。

洗濯機で2回すすぐのがおすすめ。

洗剤は合成洗剤を使う。レインウェア専用洗剤も存在

洗剤は普通の合成洗剤で良い。使ったことがなかったので知りませんでしたが、洗濯石鹸は化学反応的なアレでNGのようです。

洗剤が洗い流しやすいように、ぬるま湯を使えればソッチのほうがベストだとか。

僕はそこまでやってないですけど、高級なゴアテックス製品だったら拘りたいかも知れませんね。

だからガンガン使い古せる安めの道具の方が好きなんですが..。

洗剤については、レインウェア用の洗濯洗剤というのも存在している。

防水透湿機能を損なわず(目を詰まらせにくい)、防水性能を長持ちさせるものもあるようです。

普通の洗剤だとすすぎ残しが発生して、素材の目に詰まっちゃうことがあるらしい。

乾燥機か陰干しで乾かす

乾燥機が使えるかどうかもタグに表示されている。

使えるんだったら使った方が良いようですね。

干す場合は、陰干し推奨です。紫外線は生地にダメージを与えます。

間違いなく臭くなるんでなるべく風通しの良い所で干すべきですね。

ちなみに、干す前に絞るようなことはNG。せっかく脱水しないよう洗濯したのに絞ったらダメですよ。

押し付ける感じで軽く水分を押し出すか、タオルで拭きましょう。

撥水コーティングはメンテナンスで回復させる

アイロンをかけて撥水性能の回復を

自然乾燥後に、中~低音でアイロンをかけると撥水性能が回復するらしい。

アイロンをかける場合はあて布をすること。

しわ取り用のスチームを使うって方法をとってる人もいるようです。

ハンガーにかけながら使えるやつだと楽ですね。

どうやら、熱が撥水性能を回復させるようですね。

なんで、乾燥機でも効果があるんだとか。でも、生地は傷まないんだろうか..?

定期的に撥水スプレーを噴射する

僕の主なメンテナンス方法はコレ。

最低限、撥水スプレーは定期的に噴射してあげた方がいい。

防水機能が低下しても撥水してくれれば多少の雨なら浸水しないし。

お手軽ですしね。

しっかり乾いた状態の時に噴射するのが注意点。

湿ってると意味なし。

僕は上記のような普通に売ってるスプレーを使ってます。これでも十分効果は感じる。

ちゃんとしたいなら本気のアウトドアマンが使っている撥水剤を。「NIKWAX」はよく見かけます。

レインウェアの保管の仕方

持ち運び用のバックに入れっぱにしない

レインウェアにはだいたい持ち運び用のバックが付属してますが、それに入れたまま保管するのはよろしくないです。

折り目から圧力がかかって生地にダメージを与えてしまうリスクがある。

圧力が掛からないように保管するのが大事。

ハンガーに掛けておきましょう。

バックに入れる時も畳んで入れるのではなく丸めたほうが良いでしょう。

オムニテックのレインウェアを5年間使った運用方法

個人的にはガッツリ1日使用した場合は、洗濯機。ちょっと使った場合は綺麗な布で吹いて、しっかり乾かすという運用。

でたまに撥水スプレーを全体に吹きかけてやる。

毎回洗濯はやっぱりちょっと面倒なんですよね。日常的に使うし。

ゴアテックス製の高いの買った場合はなるべくこまめに洗濯した方が良さそうです。

撥水スプレーはどんくらいだろう?4~5回使用につき1スプレーくらいですかね?

水のはじき具合をみて適当にですが、もうちょっとこまめにやってもいいかもです。

ほんとはスプレーをする前に洗濯して汚れを落とすべきだと思いますが。

こんな感じの雑な手入れでも5年間使えました。決して快適とは言わないですが、これでもビニールの雨ガッパの100倍はマシです。

ゴアテックス製の良いレインウェアだったら、さすがにちゃんとメンテナンスするかな。

面倒な人は雑に扱える範囲の価格で、性能そこそこのアイテムを使い倒すって考え方もありですよね。

ゴアテックスになると値段倍くらいになるからなぁ。

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