GWも終わりましたね。
みなさん、どうもこんにちは。
今年のGWは混雑が嫌なので遠出はしませんでした。
遠出はしなかったんですが、半年前に予約していた待望の物品が届きました。
Fishmanの2018年新作ロッドのビームスクローラL+でございます。
Fishmanの2018年新作ロッドを手に入れた
初めてFishmanのロッドを買ったのがBrist5.10MXHという硬い竿で、次がRIPLOUT73Mという中くらいの硬さで、今回がL+です。
1年に1本ペースで購入してるんですが、だんだん柔らかくなっています。
クローラシリーズは、フィッシュマン公式にど真ん中のロッドと言ってますが、レングスも硬さもこれくらいが一番使いやすいよねというロッドをようやく手に入れました。
正直なところ、リプラウトでも関東アベレージサイズのシーバスはパワーで圧倒しちゃうし、湾奥で一番使われるサイズの9cm級ルアーはちょっと軽くて、決して投げやすくはなかったですからね。
その分、大きなサイズのルアーに手を出す動機になったし、使っていて楽しいので不満はないのですが、曲がるロッドは好きなので非常に楽しみです。
僕の手持ちロッドもいい感じのラインナップになってきました。
次は長尺ロッドか、ULのロッドがほしいです。
BeamsCRAWLA6.6L+の使い所、釣り物とか
ビームスクローラには3つのモデルがありますが、僕は一番短い6.6フィートを選びました。
他の長さは、9.3と8.3だったかな。
陸っぱりのシーバスであればこれらのロッドが本命となると思いますが、僕にはリプラウトがあるので短い方を選びました。
使用したいシチュエーションとして、ボートシーバスは本命でドンピシャですよね。
シーバス以外にも船で使いたいと思っていて、ライトジギングやタイラバにも使えるよなーと思ってます。
あとはバスにも良い硬さと長さです。バスは開発中にも釣ってたみたいです。
もちろん、陸っぱりのシーバスにも使います。
僕がよく行くポイントにFishmanのスタッフさんがたまに現れるんですが、その方がクローラ6.6L+を使っていました。
キャストの技術もあると思うんだけど、飛距離は十分ででました。僕が扱うリプラウトと大差ないという..。
リプラウトだと、スーサンや小さめのバチルアーなど10g以下のルアーを投げるのが正直ちょっと難しい。
エリア10も投げられないことはないけど...という感じでした。
クローラだと8g~12gくらいの湾奥ルアーがキャストウェイト的にドンピシャになるという目論見。
リプラウトは20g前後の12cmルアーやヴァイブレーションはめちゃ投げやすいんですけど。
春はクローラ、秋はリプラウトと使い分けが考えられますね。
逆にクローラで20gくらいのルアーを投げるとどんなもんか確かめたい所ですね。
BeamsCRAWLA6.6L+の外観をチェック
ということで、ビームスクローラを開封して外観をチェックしていきましょう。
袋は去年と同タイプのちゃんとしてるやつですね。
フィッシュマンロッドは3本だいたい3本継ぎである。遠征もらくらくですね。
仕舞寸法の確認。7.8のリプラウトと並べてみた。15cmくらい短いです。
グリップ周り。見切れちゃったけどグリップエンドはコルクでリプラウトと同じような長さ。
ロッド振り回してフルスイングするようなロッドではないので、取り回し重視の設定なんですかね。
ジギングやタイラバで脇に挟める長さはない。ボートシーバスで片手バックハンドはやりやすそう。
ガイド。ステンレスと一部Sic。
バットとティップ部分。今まで使ってきたフィッシュマンロッドと比べるとかなり細い。さすがにLだけある。
繋ぎ目部分は長くて余裕があります。
繋いでみた。これくらい余裕があれば長く使えそうです。
先端の方も繋いだ。この辺は細い上にガイドの間隔が狭いので取扱いは注意が必要ですね。
思わず、ガイドを抑えてねじ込みたくなってしまいました。
フェルールワックスは必須だと感じました。抜けにくくなるだけじゃなくて、挿れやすくもなります。
ワックス塗らないと挿れづらいです。
BeamsCRAWLA6.6L+のファーストインプレッション
それでは、いざビームスクローラを持って荒川へ。
ゴールデンウィークの日中は風が強かったんで飛距離とかは参考外ですが、投げやすさを確かめるにはちょうどよいですね。
まず、ルアー付けずに振った感触。
普通のロッドの「L」に持ってる感覚したら硬い印象。「+」っていうのが普通のLより硬いよって意味らしい。
フィッシュマンの中ではLなんだろうけど、シマノのMHのバスロッドと同じくらいの印象でした。
MLのバスロッドはもっと柔らかい気がするな。
でもこれがルアーを飛ばそうとすると、しんなり曲がって印象が変わるのが面白い。
まずは20gの鉄板バイブから。
リールはダイワT3SV、ロングキャストモードでブレーキメモリは6の設定。
軽い力でものすごいしなってる感。
思ったより飛んだ。横から4mの風が吹いている状況でしたが、45mくらい飛びました。(10m刻みのラインで4色+α巻取り)
これくらい飛ばせれば十分釣りになりますな。
次、ロンジンのフランキー90。13gくらいのミノーをキャストする。
ほほぅ。15gくらいがベストな重さな気がします。この重さになるとリプラウトより投げやすい。
しなりが気持ちいい感じ。35mくらいは安定して飛ばせたと思います。
次、今度はフランキー120。重さは25gくらい。
あぁ、これはイケるけど少し重いかなぁと感じる。この重さだとリプラウトの方が投げやすい。
気を抜くとミスキャストがでる。(天ぷら気味の放出角度になったり、右にそれたり)
まぁ練習というか、慣れとキャスト技術でどうにかなるレベルと思う。僕は別にキャスト上手ではないのでね。
フランキーより飛行姿勢の安定しやすいハイスタンダードだと、方向性も飛距離も安定します。
同じく25gの鉄板バイブだと、巻いてる時にティップがぐんにゃり入りすぎな気がする。
投げようと思えばもっと重いルアーも投げられそうであるけど、実用上はこの辺が限界ですかね。
ウェイト表記どおりです。
軽いルアーはどうか。10g以下のルアーを投げてみます。スーサンをキャスト。
あーなるほど。普通に投げられるやつ。飛距離は25~30mくらいでしょうか。
試しに向かい風で投げてみたけど、いけますね。
クローラ6.6L+で実釣
GWで足場の良い場所や分かりやすいポイントは満員御礼状態で、30分くらい歩いて藪漕ぎするハメに陥りましたが面白いポイントを発見しました。
ソコリから釣り始めたんですが、低い護岸からゴロタに降りられる場所。
マイナス1.5mくらいだから、満潮だと完全に水没する感じか。
水際から5mくらいには、大きめの岩や沈みテトラが見えてたり、ヨレができてる。
上げ始めに30m先に潮目が発生、鉄板で狙い撃ち!
そしたら足元でバイト!反転していく魚体が見える距離で!沈みテトラの裏におった!サイズは小さかったぽいが..。
しばらく投げてたら、もう一度同じパティーンのバイト!魚体見えた!今度はデカイ!!50は超えてたやん..。
色々投げてカウントダウンしていて気がついたんですが、どうやら30m先と10m先も水深が変わらないようです。
手前で急激に駆け上がってるんですね。そこにシーバスが付いてたんだろうな。
護岸まで草が生い茂ってるから、干潮限定のポイントだけど面白い場所を見つけてしまいました。
その後はフリップキャストで手前を攻めまくりましたが、キャッチならずで水位が上がってきたので終了。
ショートキャストのしやすさ、後ろのスペースに余裕のない状況でのキャストに満足しました。
完全にクローラ6.6ポイントでしたね。
感想
控えめに言って最高。
10g~20gが投げやすいウェイトと思いました。
ルアーなしでふると硬い印象があるかもしれませんが、ルアー付けて振り抜くとものすんごいロッドのしなりを感じます。
ロッドに力が乗った感じをすげー感じて投げられるんで、キャストが上手くなった錯覚に陥りましたね。
とても良かったです(はあと)
タックルセッティング
リール:T3sv
ライン:弾丸BLADE PE2.5号
リーダー:フロロ8号