某プロさんのブログで気になる記事がありました。
【拡散希望】川のシーバスは殆どがメス。←より慎重に蘇生、リリースしよう。って話。
荒川のシーバス釣りをすることが多いので、この話、わたし気になります。
どうやら、河川に入ってくるスズキクラスのシーバスは、ほとんどがメスであるという調査結果があるそうです。
この記事の元ネタが、これ『SEABASS JOURNEY』大分編
ここから引用
川のスズキはほとんどがメスという調査結果があります。
調査された景平さんのお話を聞かせていただきましたが、川で釣れるスズキのほとんどがメスである、と。理由についてはまだ調査中だけど、繁殖戦略の一環である可能性が高いとお話しされていました。
メスは自分の遺伝子を残す確率を高めるために、自分を少しでも大型化させようとします。
大型化した方が、たくさんの卵を産むことができるからです。海水魚にとって、淡水とはリスクしかありません。
だけど、そのリスクを取ってでも、海よりたくさんのエサがある川に入り込みます。食欲旺盛なのでルアーへの反応もすこぶるいいです。一方、オスは産卵場所で精子をまき散らすだけでいいので、身体を大きくする必要がありません。
だから、多くのオスは沖の深場のストラクチャーについて、イワシなどを追っています。体長50cm前後が一番素早くていいそうです。
もし、そうだとしたら、川のスズキを殺していくと、その冬に産み出される卵の数が減っていくことになります。
リバーシーバスのハイシーズン。
皆様もそんな想いを持って、川のスズキに接していただければ幸いです。
他のプロアングラーももっと啓蒙活動してくれたら、もっと助かります。
文中の調査結果についての記事がこちらです。
バス釣りの世界には、ネストのバスは狙わないみたいな暗黙の了解がありますが、川のシーバスを狙わないということではなく、ちゃんとリリースしましょうというお話ですね。
たまに、魚血だらけでコンクリの上にべったり載せて写真をブログにアップして、ありがとう☆とか書いてるブログを見かけますが、言葉はいいから行動で示さんかいと思いますよね。この話は関係ないか。
大きいシーバスが釣れたとはしゃいで写真とってる間に死なせたら、そいつが将来生むはずだった分の個体数が減ってしまい、釣れなくなる。
自分の首を自分で締めることになるということですね。分かります。
自戒を込めて。