何気なく潮見表をみていたら、大晦日と元旦が大潮だということに気が付きました。
通説では河川では1月ごろからバチが抜け始めると言われています。
これはチャンスですね。
バチ抜けと言えば、シーバス界のボーナスタイムです。
パターンが単純だし、魚のいる場所を狙い撃ちできるので、非常に釣れる可能性の高いイベントです。
しかも、下流域のバチ抜けだとそうでもないかも知れませんが、河川中流域のバチ抜けパターンで釣れるシーバスは平均サイズがでかい。
まぁ荒川以外は知らないんですが、通説でもそういうことになっていて、実感もします。
この時期釣れるシーバスというのは、
産卵が終わって登ってきた産卵に絡む大きさの個体
川に居座った動きの遅い大きい個体
であるという理由からなのではと想像しています。
例年本格的に釣れ出すのは2月になってからなんですけど、年末年始もノーチャンスではありません。
河口から10km以上離れてるのにすごいですよね。もう海から戻ってくる魚がいるなんて。
年末年始はシーバスで釣り納め、もしくは元旦ファーストフィッシュを狙いたいと思います。
さて、みなさん。弾幕の用意は十分か?
鉄板バチルアーはこちら
去年、バチの季節に巨大なミノーを投げている御仁と遭遇しました。
その人はシーバス初めて間もないということでした。デカミノーで釣れないことはないと思うけど、バチの時はバチルアーを使ったほうが良いと思う。
バチルアー=細長い形状で、表層をゆらゆら動くルアーです。
ということで、おすすめのバチルアーをピックアップしました。
この中からシンキングペンシルとフローティングミノーの2種類を用意しておくと良いかと思います。
可能であれば、シンペンは15gくらいの重めと10g以下の軽めと複数用意できると風の強い日にも対応できて良いです。
もっというと、カラーもパール系を主軸として、クリアー系+ダーク系と複数用意できるとベストかと。
さらに1月はバチが水面まで浮ききらない可能性が高いので、ワームやロール系のバイブレーションもあると幅が広がりますね。
去年お会いした御仁にこの記事が届くことを祈ります。
シンペンのおすすめバチルアー
バチルアーの主力は細身のシンキングペンシルということになるかと思います。
フラフラ動くシンペンの動きがバチパターンにハマるんでしょうね。
ジャクソン「にょろにょろ」
the・バチルアー。バチ専用のシンペンとしての先駆者的なルアー。
にょろにょろではじめてのシーバスを釣ったという人も多いのでは。
僕も初年度にはお世話になっていました。
中古でもよく見かけるので入門用には最適かと。
DUO「マニック」
マニックはほんとによくシーバスが反応する。
バチシーズン以外でも使えるので、非常におすすめしたいルアーです。
僕は全サイズ揃えてますが、バチシーズンで一番出番が多いのは「95」でしたけど、最近は「115」を多用してます。
飛距離が出ますのでね。
風の強い日にも115は活躍します。
爆風の中で135がハマった時もありますけどね。
どのサイズも浮き上がりが良いので誰でも使いやすいと思います。
あと、マニックはサイズの割に飛距離も出るのが特徴ですね。そこも良い。
バチ以外のシーズンでも釣れるとこも良い。
Pazdesign「feel」
feelはサイズが数種類あるのですが、僕は120だけ使っています。
大きいサイズでも釣れるので、小さいのは使ったことがありません。
最近、120より大きなサイズも出ました。
すごく細いルアーなので12cmでも大きすぎて釣れないという気がしません。
他に使う理由は、凶悪な4フックを装備していることです。
マニックは釣れるんだけど、ノリが悪いところがあるので針がかりが悪い時はコレです。
ロンジン「プレックス水面直下」
個人的には今シーズンから導入したんで多くを語れないんですが、非常に使いやすくて満足しています。
沈むスピードと引いてきたときの浮き上がりのバランスがちょうどよいです。
流れの上流に投げてゆっくり引いてくると、水面ちょい下の良い感じのレンジを漂っているイメージです。
マニックがボトムに付いちゃう場所で、ボトムにタッチしないのでそんなに間違ってないかと思います。
プレックスはジョイント系なんですが、他のルアーで釣れない時にジョイント系ルアーにだけは反応があるという時もあるんだとか。
フローティングミノーおすすめのバチルアー
アップに投げてデッドスローで流せるのがフローティングミノーの強み。
シンキングペンシルだとゆっくりすぎると沈んじゃいますからね。
バチパターンにハマる細身のミノーは絶対に持っておくべき。
ガイア「エリア10」
これはもう絶対に鉄板なので、手に入れましょう。
超釣れますので。
バチ以外のシーズンでも超絶釣れます。しかも安いという神ルアー。
カラーはパールチャートバックオレンジベリーがオールシーズンで最強なのですが、たぶん一番人気で手に入らない可能性もあります。
そういう時は、オレンジギーコやレッドヘッドパールなども同じくらい釣れますのでおすすめです。
バチの時は、クリアーピンクや、黒系もよく釣れます。
ダイワ「スライ」
ここ数年はスライを愛用している。
大野ゆうきがバチとハクパターンのために作ったルアー。
遠投はできないんだけど、泳ぎ出しが良いしむしろ着水してほっておいても釣れるので許せます。
エリア10より曳き波が強く出るので、使い分けができる。
バチ用のカラーは95にしかないのだけれど、個人的には110のが好き。
アイマ「コモモスリム」
バチで使えるミノーとして昔から有名なものの一つが、アイマのコモモスリム。
こいつの最大の利点は中古市場にまとまった量が流通していること。
まずはタックルベリーで探しましょう。サイズは95で良いでしょう。
ワーム・バイブレーション
バチが水面に浮いてない場合でも、水中を漂っているケースがあります。
ボトムの方にたまったバチを魚が捕食しているのを底バチパターンと言ったりします。
そういう時にワームやバイブレーションも出番があります。
ジグヘッド+ワーム
シーバス用のジグヘッドでよく使われてるのが2つあります。
静ヘッド、コアマンパワーヘッド。
個人的にはどちらも大差ないかな~と思いますので、好きなの使えば良いと思います。
重さは水深に合わせて使い分けたいところですが、飛距離もほしいので4g~6gくらいが良いでしょう。
ワームは、アルカリとR-32が定番です。
ピンテールというしっぽがぴーんとしているタイプがバチにはおすすめです。
バイブレーション
バイブレーションならローリングベイトが定番中の定番です。
底バチ狙いならばシンキングペンシルがやりやすいとは思うんですが、バイブ使うならロール系のバイブレーションが良いですね。
あと個人的おすすめは、nadaのアイビス。
エストラーマ素材で柔らかいやつ。早く巻くとブルブルするんで、川の流れに任せてドリフトさせるイメージで。
値段的にも安いというところもポイント。
ボトムまで落としてゆーっくり巻いて底を漂わすイメージで使うか、ロッドを立てて巻き上げてくるイメージで使うのが良いかと思います。
これらのルアーで、年末年始の連休はメモリアルフィッシュをゲットと行きましょう。
バチパターンの記事いろいろ
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【シーズン到来直前SP】シーバスバチ抜けパターン攻略記事の目次
去年の自分へ向けて。 早いものでもう1月も終わろうとしてます。そうすると、次は2月が来て春が来て、春が来て、釣りシーズンが始まりますね。 春のシーバスといえば、バチパターン。 バチパターンといえば、大 ...