もう日中はすっかり春の陽気になってきましたね。
花粉も最盛期だけど、仕事の繁忙期をようやく少し乗り越えた感がございまして、次の潮回りは釣りに行けそうな気がしてます。
前回の潮回りは大潮前に2回だけ行けたんですが、漂流ゴミが多すぎて釣りになりませんでした。
次はどうでしょうね。
そろそろ春爆味わいたいぜ..。
ということで、今日はブルーブルーの村岡氏のブログを紹介したいと思います。
長くシーバス釣りに関わってる人からは良く聞く話だったのですが、かなり深刻な状況のようですね。
やはり東京湾のスズキは減っていた|http://www.fimosw.com/u/tsn/1fppshsac2wf7f
すごく大事なことが書いてあったと思ったので、ぜひみなさんも読んでみてほしいです。
内容のまとめ
スズキが減っていることに関して危機感を持っている多用なステークホルダーの意見交換があった
参加者は
・先進的な漁師さん
・遊漁船の船長さん
・村岡さん
東京湾のスズキに関する認識
漁師さん
・明らかに減ってる。年に2割くらい
・昼間だけの操業から、夜間の操業を増やして漁獲量を保っている
・大きいサイズが本当にいなくなった
遊漁船
・7年前、船中100HIT多発→今、20HITくらい
・激減している
釣り人
・以前は釣れてた場所で釣れなくなっている
こんな意見が出たらしい。
減っている原因
・産卵期の底引き量などで取りすぎてる
・遊漁船も何トンレベルで釣った魚を市場に流していたこともあった
獲りすぎな上に、生態系へのインパクトの大きい産卵期に捕獲していることが大きな原因だと..
この話し合いに参加した漁師さんや船長さんは、獲りすぎは良くないと思っていても、現状では足並みをそろえるのは難しいらしい。
しかるべき第三者機関が罰則ありで規制しないとダメなんでしょうね。
頑張ってほしいですね
聞く人によるけど、3~5年くらいからあきらかにシーバスが釣れなくなったという話。
長く荒川でシーバスを狙ってる人や、シーバスガイド船の船長がそう言います。
僕はまだシーバスを狙い始めて4年目?くらいなんですが、去年と最初の年を比べると釣果的には変わりません。
でもボイルを目撃する数は少なかったなぁという印象はあります。
やっぱ減ってるんだなぁ。
東京湾のスズキ漁に関しては、関東大震災の影響もあるんでしょうね。
東北の漁業に壊滅的なダメージがあったわけですからねぇ。
ビジネスチャンスが目の前にあったら、漁師も獲りにいくよなぁ。
関係省庁がちゃんと漁獲量管理すべきなんですけど、日本の資源管理って世界的に見て終わってるって有名ですからね。
僕が大学生だった10年前から言われてたと記憶しています。難しい問題です。
でもこれ、漁師はけしからんって話じゃないですよね。
釣り人の行動みてても場所取り問題とか同じような構図って見られます。
我先に利益を得んっていうひとが全体の9割くらいを占めるのが人間ってものだと思うんですよね。
ゴミ含めポイント荒らす問題に関しても、やったもん勝ちなんですよね。
違反行為をいちいち規定するのは大変な事業になってしまうので、やはり釣りに関してはライセンス制が現実的なんではないかなー。
超他人任せなスタンスであれがあれなんですが、村岡氏には頑張ってほしいです。