中古釣具屋とオークション、第三の選択肢も
最近、すごく忙しいわけでもないし、労働時間が極端に長くなっているわけではないのですが、夜の時間帯に予定が入ったり、朝早く行かなくては行けなかったりして、朝マズメもナイト釣行もできないので平日釣りができておりません。
というわけでまた釣具ネタ。
釣り具を売るタイミング
サンクコストという言葉をご存知だろうか。
金融工学か経営学が何で知った言葉か忘れましたが、事業や投資なんかをしている中で、投資したコストのうち事業や投資を中止しても戻ってこないコストのことを指します。
事業を続けるかどうかを判断するときに、サンクコストを考慮してはいけないと言われています。今現在から将来の予想収益だけで判断しなさいということです。サンクコストを考慮してしまうと、現在の価値を課題に見積もってしまい、損が大きくなるという考え方です。
具体例で説明すると、狙っているキャバクラの女の子がいたとします。今日まで3回のデートをしました。毎回フレンチレストランで食事の後、シャレオツなバーを挟んで、終電帰宅です。なんならタクシー代もだしてます。費用は全部こっちもちです。毎回高いワインやカクテルをガバ飲みされています。
普段LINEのやりとりは、あまりラリーが続きません。向こうの気が向いた時だけ返信があります。
客観的に見たら、今後も同じようなデートを重ねようが搾取され続けるだけだからやめとけとなります。そんな女ろくな女じゃないと。
しかし、サンクコストに囚われた哀れな男は、女の価値を見誤ります。こんなに尽くしているのだからいつか振り向いてくれる。もうひと押しでやれる。もう俺にはこの女しかいない。最高の女だ。
みたいな。3回デートして客観的な脈アリサインがないなら撤退するべきか、2度と連絡ができなくなる覚悟でカミカゼアタックかますかするべきですね。
株とかFX、あとはパチンコなんかで言うと、これだけ溶かしたんだから、そろそろ当たるだろ。負けた分を取り返さなければ。と考えて全ツッパする。
みたいな。期待収支がボーダーを下回っているのなら、すぐに辞めるべきですね。
釣り具にこの考え方を当てはめるとこうなります。
気に入らない釣り具は、購入金額に関わらずすぐに売る。基本的には早く売れば売るほど高く売れるのですから、サンクコストは考えずに現在の価値と、将来受け取るであろう利益のみで判断するべきです。
あなたの釣り具、いつ売るの?今でしょ!!(←前置きが長い上に、古い。)
じゃあ、どこで売るのが一番高く売れるのか。まとめてみました。
中古釣具屋
ゴミを売るにはいいと思う。もとい、こまごました小物とかまとめて引き取ってもらうにはいいと思います。
特に某中古釣具チェーンはねぇ。買い叩かれそうですよねぇ。
オークションサイト
一番高く売れる可能性が高いのがオークションサイトだと思う。
売り手有利なのは、ダントツでヤフーオークションという印象です。
特に、シマノ・ダイワなど大手メーカーのタックルは高く売れるとかなんとか...。
逆にオークションで買うときは、情弱にならないよう、よくよく市場調査してから入札しましょう!!
モバオクは、むしろ買い手有利か。売る時より、中古品を安く買う時に使ったらいいと思う。
デメリットは、発送がめんどくさい。落札者とのやりとり、入金確認などがめんどくさい。会員登録が必要(ヤフオクは有料登録も必要)。手間がかかるってことですね。
釣り具を売る第三の道
釣り具を売ったことのある人のほとんどが、上記の2つの方法のどれかを使っていると思う。
その他の選択肢として、注目の売り先を紹介いたします。
フリマアプリ・フリマサイト
ビジネスの世界において、日本の8年先をいっていると言われるアメリカでは、インターネットを利用したフリーマーケット市場がかなり成長しているそうです。
日本でも、LINEがフリマサービスを始めた(始める?)というニュースもありましたが、フリマ市場が伸びそうなにおいがプンプンしております。
そんな流れの中で、釣り具を扱ったフリーマーケットサイト(アプリ)が日本にもあります。
リンクはウェブサイトですが、スマホアプリもセルバイで検索すれば出てくると思います。
個人がセルバイに売りたいものを登録して、欲しい人が買うという流れはオークションと似てますが、入札制ではなく出品した人が売価を設定します。
個人だけでなく、ハンドメイドルアーの製作者なんかも出品してるみたいですね。
リユースショップの出張買い取りサービス
リサイクルショップ・リユースショップの市場も、そこそこ使えるものを安く手に入れたいという時代のニーズに乗っかって、大変大きく成長しております。
チェーン展開をする成長組が現れて、その中の一部では上場をする企業も出始めています。
そんな盛り上がっている中古市場ですが、売り物がないとビジネスが成立しませんので、各社買い取りに力を入れているわけです。
ただ、釣り具を持って店まで行くのはめんどくさい。持っていって査定してもらって思いのほか安くてやっぱやめたなんてことになったら目も当てられない。。
という中古釣具店の不満を解消したような、ネットで申し込んで、家まで取りに来てくれる買い取りサービスをやっているところがあります。
出張してくれるのでその時点で手間いらずですが、事前の査定もしてもらえるようです。
使わない釣り具はなるべく高く売ってしまって、気に入った道具を手に入れたいものですね!