荒川支流、いわゆるドブ川へ釣りに行く
川にそってサイクリングロードが整備され、土手には菜の花が咲いていてのどかな風景を作っている。
遠目に見ると、いい感じな風景が広がっているけど、川の中には人間が生活している痕跡が見て取れる。
20年前に比べたらだいぶ綺麗になったとはいえ、底はヘドリーだし、ゴミも凄い。岸際には自転車やバイクをよく見かけます。でも昔は夏になると臭いがすごかったんだけど、それはだいぶ改善されてきたように感じる。
そんなところへシーバスを釣りに行ってきました。
DAY14/27
干潮の時間帯から釣りスタート。橋脚へ行ってみる。
思ったより、水がない。せせらぎみたいになってる。
さすがにこの水深はどうなんだろう?
一応なげてみましたが、反応なしです。
下流の方が水深があるはずなので、移動しながら釣り歩けば上げ潮も効いてきていい感じになるのではと歩き始めます。
結局、1時間位歩き続けて何本目かの橋脚へ。しかし、一体何キロ歩いたんだろうか。
ボイルやベイトが追われている気配はしないものの、ボラがたまに飛び跳ね、岸際にはマイクロベイトもいる模様。
汚い川だけど、魚はいるね。
目に見えないストラクチャーが沈んでいて、根がかりしそうな気がしたので、あまり使っていないカラーのエリア10をキャスト。
明暗、橋脚をドリフトさせながら通すも反応なし。
根がかりはしなかったので、信頼と実績のパールチャートバックオレンジベリーにカラーを変更。
明暗から少し離れたところへ着水させて、波紋が落ち着くまで少し置いておく。
いい感じに流されたところで、ラインスラッグを調整して明暗部分へ流す。
そうしたら、1投目からゴゴゴとアタリ!
ナイスなエラ洗いを何回かかまされ、フックオフ!
集中したなかったわけじゃないんですが、びっくりしました。
そのせいか、ちょっと合わせが弱かったかもしれません。
1投目って...、心の準備が出来てなかった。しかもこのドブ川で...。
あの引きは間違いなくシーバスだ。サイズは40~50くらいとみた。
荒川で釣れた時とは少し違う興奮を感じました。
翌日にリベンジを誓い、また1時間近く歩いて元の場所へ原付きを取りに戻り、帰宅しました。
片道でタクシー初乗りでは間違いなく帰れないほど歩きました。
DAY2-1 4/28
仕事後の日没、干潮前に1時間ほど。前日バラした場所からさらに下流の橋へ。釣りができる水深はありそう。
前日と同じように明暗の外へ投げて、ドリフトさせて明暗へ送り込む。
集中したなかったわけではないけれど、またビックリの1投目からナイスバイト。
前日と同じようにエラ洗いでバラシ...。
さすがに同じ場所で何度も反応があるほどは魚が入ってきてないのか、その後はアタリナシ。
干潮潮止まり付近で一旦帰宅して夕飯を食らう。
DAY2-2 4/28
干潮から3時間後くらいで、前日バラした橋より上流から再スタート。
橋から橋へランガンするスタイル。
1箇所30分くらいで、ガンガン移動。
前日の橋へたどり着き一通り攻めて、そろそろ移動かと思い始めたところ。
最後に明暗をと思い、エリア10を流す。
ゴゴゴッとアタリの感触!
心の準備はできてる。大きな動作でグーッとロッドを引いて合わせ。
完全にノッた。重くはないけど、元気に暴れる。
40弱くらいだけど、よく引いた。
川を汚した人間が言うのもアレなんですが、この川で食物連鎖が行われてるんですね。
生き物のたくましさにちょっと感動しました。