いちど挫折したFGノットに再挑戦してみる
1月20日火曜日、ちょっと仕事が立て込んでいい時間帯に釣りに行けなかったのと、天候があまりよろしくない様子だったので、無理して川まで行かずに、釣りの準備を整えることにしました。
後日談:FGノットリベンジ釣行。問題はノットではなくリーダーだった
今現在はこの記事で紹介している堀田式FGノットを本格採用してます。慣れて精度が上がってきたら、かなり強度がでますね。もうヒゲ無しノットには戻れない...。
根掛かりしてもPEとリーダーの結び目で切れることはなくなりましたねー。
ライントラブルの一番の原因はおそらくリーダーの太さに比べてガイドが小さかったこと。よりパワーのあるロッドに変えたらガイド経も大きくなってトラブルは激減しました。それでも4号のフロロだとガイドに当たってる感じはします。なので、普段は3号のナイロンをリーダーに使ってます。
詳しくは、シーバス釣りでやっているラインシステムや結び方をご紹介。PE何号?リーダーは何ポンド?に書きましたので、よかったらどうぞ
まずは失くしたルアーの補充を
連日の釣行で失ったバチルアーの補充をしにタックルベリーへ。
フィールは売ってない、にょろにょろはイカした色がありません。新品コーナーでは、エリア10のチャートバックパールをゲット。
このカラーはバチ抜けにかなり効くらしい!(インターネット調べ)
次は中古品を物色するもあまりバチルアーは置いてありませんでした。が、アイマのカームを発見。フックが付いていなかったんですが、1,000円だったので購入。
ラインをどうしようか悩む
ここ何回かの荒川釣行でライントラブルが多発して、PEもリーダーも考えなおさなければと思っています。
ラインコーナーを眺めながら、ライントラブルの原因と対策を考えます。
僕の場合、ライントラブルは、キャスト時にリーダーの結束部がガイドに接触した時に起こっています。で後ろから送り出されるラインが結束部に絡むか、ガイドに絡んでしまいます。
youtubeで見つけた、ひげなしノットで結んでいるので、すっぽ抜けはほとんどないんですが、いたんだラインが切れてルアーがいくつ吹っ飛んでいったかわかりません。
なぜこのトラブルが頻発するのか。
自分なりに想像してみて、考えた原因はラピノヴァはPEラインの中では安物なので、PEラインの性能の問題というのが、ひとつ。
あとは、使っているロッドの適合ライン表記が1号で、PE1号・リーダーにフロロの5号を巻いているのですが、両方ともガイドに対して太すぎるのではというのがひとつ。
もうひとつの可能性は、リーダーの結束が上手くできていなくて、大きくなりすぎているのが思いつきました。あと、何回かキャストしているうちに編み込んだ部分のリーダーが折れ曲がってきて、引っかかっているような気がします。
ガイドとラインの太さが原因ならどちらかを変えるしかない。でもロッドの適合ラインって、ガイドとかブランクの強度に対してってことだよね?違うのかな?いずれにしても、変えるとしたらリーダーを細くしてみるのが先か。コスト的に。
結束の問題であれば、結束方法を変えるか、もしくは結束部分をガイドの外に出してキャストしてみるという手もあるか...。そうすれば、ラインの性能の問題なのか、結束の問題なのかが切り分けられる気がする。
どうしようかな~と、ラインコーナーを眺めますが、品揃えが良くなかったので、新しいラインやリーダーを買うのはゆっくり検討してからにして、まずは結束方法を変えてみることにしました。
シーバスを最初に釣りに行った時に挫折したFGノットに再挑戦
FGノットは初めてシーバス釣りに行った時にやってみたら、ぜんぜん上手く結べず、youtubeで見つけた、「ひげなしノット」というので結んでいました。
FGノットより簡単! ヒゲなしノット PEラインとリーダーの結び方 - YouTube
リーダーを2重に折り返してPEを編みこんでハーフヒッチで留める感じなんですが、何回か投げると、結び目が折れ曲がってきて、それで引っ掛かりの原因になってるように感じます。
で、負荷がかかって切れる時はリーダーを折り返した部分で切れます。
ここはやはりコブも小さく、リーダーを折り返さない摩擦系ノットをマスターしたいと思い、FGノットに挑戦することにしました。
youtubeでよさ気な動画を発見
まずは動画で結び方を確認だ~ということで、検索していると「簡単FGノット」という動画を発見。関連動画に出てくる「口で結ぶFGノット」というのも同じような結び方でなんだか簡単そうな感じです。
堀田光哉氏直伝!「約20秒でできる簡単FGノット」 - YouTube
FGノット 一番簡単な口で結ぶFGノット オフショア キャスティング ジギング ヒラマ ...
最初にFGノットをやろうとした時は指に巻き付けて編みこんでいく動画をみて、同じようにやってみたんですが、編みこみのテンションをかけるのが非常に難しく何回やってもすっぽ抜けて、諦めていました。
動画をいくつか見た感じ、FGノットにも色んな結び方があるみたいですね。編み込み方や、編みこんだ後のハーフヒッチの回数とかにバリエーションがある感じ。
その中で、この堀田さんって方の結び方をやってみたんですが、2,3回やってみたら凄く早くガッチリ結ぶことができました!
指にPEを巻き付けて、編みこんでいくやり方だとテンションをかけながら編みこむのが難しくて簡単にすっぽ抜けてたんですが、このやり方だとテンションがめっちゃかけやすい。
FGノットを諦めかけてる方、このやり方超おすすめです。やってみたらほんとに簡単だったです。
動画見る前は、簡単って名前から、FGノットの簡易バージョンで強度が劣るのかと思いましたが、ノットの構造は一緒で結び方の違いだと思うので、強度は問題なし。
簡単な方のやり方が正解ですね。
簡単FGノットをやってみて感じたコツ
動画の通りやれば、ほんとに簡単だったんですが、上手く結ぶにはコツ的なものがあるような気がします。
PEを編みこんでいく時にテンションがかからず、隙間ができているとスッポ抜けます。口を使って結ぶこのやり方はテンションがかけやすくて、隙間なく編み込めるんですが、やり過ぎはだめだよという話です。
1.編みこんでいく時の引っ張り加減が均等になるように注意する
PEをガイドかなにかに通して、先っぽを口でくわえてテンションを掛けて、編みこんでいきます。で、編みこんでいくと当然PEが短くなってきます。
短くなってくるとテンションがかけやすくなるんですが、最初と短くなった時のテンションに差があると良くないと思われます。
編みこみのテンションに差があると、ハーフヒッチで仮止めして締め上げた時に最初に編み込んだ部分が締めきれてないような感じ(色が変わらない)になることがありました。
手で引っ張った限り抜けはしませんでしたが、実釣上はよろしくないかと。
2.編みこむ時にテンションをかけ過ぎない
編みこむ時にテンションをかけ過ぎると、PEがくるんっとなって、ズレます。
この状態で閉めこんだら、スッポ抜けました。きれいに編み込めないとスッポ抜けるみたいです。
適度なテンションをかけて編みこむのと、しっかり指でリーダーとPEの接点を抑えておくのが重要かと思います。
3.複数回ハーフヒッチで閉め込んでいっていいかも
堀田さんの動画だと、ハーフヒッチは1回だけだけど、複数回ハーフヒッチで締めてもいいかもと感じました。
リーダーの切れ端を包むように複数回ハーフヒッチをしたほうが、結び目の引っ掛かりのないきれいな感じにできます。最後は3周くらいくぐらせたハーフヒッチで締め。
で、ハーフヒッチも締めるテンションも均等になるようにした方がいいです。締めすぎもラインにダメージを与えると思うので、適度な力加減を探して何回か練習するといいと思います。弱すぎると色が変わらずゆるゆるはよろしくなさ気です。
翌日、検証してみる
翌日の21日、昼間雪が降ってましたが、FGノットの強度を検証するべく、近所の荒川へ。天気は雨。大潮2日目。めっちゃ寒い。
一応、釣る気で仕入れたばかりのカームをセット。
最初はちょっとビビりながら軽くキャスト。これはセーフ。スッポ抜けません。
次は、普通にオーバーキャスト。おぉ!ひげなしノットより結び目が直線的なので、ガイドに当たる感覚が少ない!スムーズに飛んでいきました。いつもよりちょっと飛距離も出ている感じ。
ただ、やっぱりガイドに結び目があたっている感覚自体は感じるなー。ひげなしノットの時よりは弱いけど。
と思っていたら、30回目くらいのキャストで、ガッ!
リールから出てるラインが風になびいている。。。
巻いてみると軽い。。
カーーーームーーーーぅぅ!!(遥か彼方に着水した波紋)
ライントラブルとの戦いはまだ終わらない。(続)
次回予告。翌日の釣行でノットの強度に問題はないことを証明
後日談:FGノットリベンジ釣行。問題はノットではなくリーダーだった
22日もリベンジ釣行に行きまして、ノットの強度は問題なかったことを証明することができました。
フロロとナイロンでこんなに差がでるとは。。。勉強になりました。
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荒川に飛んでいったやつ。こんな美味しそうな色が...
PEラインについてまとめたこちらの記事もどうぞ!シーバス釣りはPE何号?リーダーは何ポンド?ラインやノットご紹介