ラブラックスAGS96MLMが届きました。
何フィートにするか悩んで、9.6フィートに決めてからは、ラテオとラブラックスのどちらを買うか悩んで、ラブラックスに決めてからはMLにするかMLMにするか悩みぬいたあげくに、ラブラックスAGSの9.6フィート、MLMを購入しました。
↓悩んでる記事w
9.6フィートにした理由は、一番使用頻度の高いフィールドである荒川で使いやすいと思ったから。(飛距離と足場の高さから)
同じ長さのロッドで実際にキャストさせてもらって、オープンな場所なら取り回しもぜんぜん問題ないと感じられたので決めました。
ラテオにするか、ラブラックスにするかは本当に迷いましたが、ずっとラテオの値段を税抜きで認識していたので、税込価格で考えるとラブラックスがお値打ちに見えてきて、毎日のように釣りに行っているので、十分償却できるなと思ってラブラックスに決めました。
実際、2万と3万のロッドではそんなに性能差って大きくないと思いますが、釣行回数が多いほどその少しの性能差が及ぼす影響が大きくなるんじゃないかと思います。
あと、AGSが新搭載されたというのも大きかったですね。
ラブラックスの9.6フィートにはMLとMLMがあって、どちらを買うかは本当に迷いました。
基本的にどのジャンルの釣りでも曲がるロッドの方が好きなので、Mは最初から除外。
MLのエギングロッドで70cmまでのシーバスをキャッチできてますので、シーバスロッドのMLだったら十分だとも思ったのですが、一人で釣りしていて自分でタモ入れまで行う状況の場合、足元でばらすことが多くなってしまうと考えました。
よりキャッチする確率を高めるためには、なるべくバットのパワーを使って抜きあげてしまいたいなーと。
足場が低くて陸にずりあげられるとか、誰かにタモ入れお願いできる状況ならMLでまったく問題ないと思うんですが、普段足場の高いところで釣りをする状況が多いと思うので、ティップはML・バットはMのMLMという硬さを選びました。
バットがMの強さだと、魚掛けても面白く無いんじゃねーの?とも思ってしまうんですが、そこは釣果優先で決めました。
あとは、海でライトショアジギングもやりたいなと思っているので、MLMだったら使えるかなと思いこれにしました。
見た目は高級感があってなかなかよろしいです
グリップ・リールシートからブランク、ガイドに至るまで黒で統一された見た目がかっこいいです。
ほとんどナイトでやるんで、竿の見た目なんてどうでもいいんですけど、安くない金額で購入してますので、この見た目の良さは金額に対しての満足感は満たしてくれますね。
アンサンドマクロピッチブランクもかっこいいじゃないですか。
AGSガイドも黒い見た目に合ってます。
リールシートもe-geeより高級感があります。手のフィット感も良くなってますね。さすがに。
袋がしょぼいのはしょうがないですね。
トップガイドは金属なんですね。
埼玉南部は、ナチュラム即納商品が翌日くらしい
ナチュラムで「即納」で売ってました。配送日数を確認すると12:00までの注文で東京なら翌日、埼玉は翌々日になっていたのですが、実際には翌日に届きました。
川口・戸田あたりは、東京と同じ扱いみたいです。
雨の中のファーストインプレッション
予想外に早く届いていたので、小雨が降ってましたが荒川で振り回してきました。
飛距離の目安が欲しかったので、橋脚へ。
前のロッドがエギングロッドのダイワe-gee86MLなので、比較対象がおかしなことになっていますが、エギングロッドでシーバスやっててそろそろ専用ロッドがほしいと思い始めている人のニッチなニーズに応えて書きたいと思います。
軽量級ミノー、移動重心のミノー、バイブレーションの3種類を投げてきました。
キャストしてみた感想
移動重心のミノー「エリア10EVO」
たらしを30cmくらいにして気持よく飛んでいきました。
フルキャストして、10m弱くらい飛距離が伸びたと思います。
レングスが1フィート長くなってますので、伸びてくれなくては困るのですが、小雨でしたが、雨が降っている状況を考えれば長さ以外の影響もあるんじゃないかと。
なぜ飛距離が伸びたのかは、まぁダイワのサイトに書いてある通りなんでしょう。
あと、はっきりわかったのはティップの収束の早さ。
振りぬいた後、一瞬ロッドティップが下方向にしなったら、すぐにぴたっと止まります。
e-geeでは、このクラスのルアーでもフルキャストすると、だるーん、ぼよよーんと、ティップが大きくしなって落ち着くまで時間がかかるのですが、ラブラックスAGSでは一瞬でした。
あまりメーカーマーケティングに躍らせるのが好きではないというか、AGSで軽さがーとか感度がーとか、どうでもいいと思ってしまうタイプなんですが、より高いお金を出せばよりよい道具が手に入るという当然の理屈を実感してしまいました。
軽量級ミノー「エリア10」
適合ルアーウェイトの下限に近いルアー
重心移動もついていないので、たらしが長いとe-gee以上に投げづらかったですね。
たらしを短くして投げれば、e-geeより2~3m先まで飛びましたが、軽いルアーの多用する人には、MLMはちょっと固いかもしれません。
15.03.12訂正 慣れたら固いなんてことはなく全然余裕でキャストできてます。
ただ、驚いたのは感度の良さ。いままでエリア10を引いていてブルブル感を感じたことがなかったんですが、ラブラックスではドリフトで流していてどこでルアーが反転したかが分かりました。これにはちょっと感動を覚えました。(流れは結構はやいところでやってます)
バイブレーション「koume70」
標準的なバイブレーション。
ぶっ飛びました。
飛距離は当然伸びるとして、気になっていたのはキャストフィーリングとコントロール。
振りぬいてもティップは暴れず収束するし、結果、コントロールも付けやすく、キャストフィーリングは抜群でした。
ぶんぶんフルキャストできます。
ストレスだった引き重りもなし!
e-geeでバイブレーションを投げると、思いっきり振りぬきづらく、コントロールもいまいち付けづらかったんです。引き重りもかなり感じていました。
この問題を解消したいというのが、ロッドを買い換えようと思ったきっかけの大きなひとつでしたので、とても満足です。
まとめ
ティップはML、バットはMぱわー
振りぬけの軽さとティップの収束は、ほんとうに良くなりました。
見た目も黒で統一されていて、かっこいいです。
艶感もあって高級感があり良い感じです。
今回30g以上のルアーを持って行かなかったので、晴れたら投げてきますので追記しますね。
あと、先日の62cmはE-Geeで釣ったので、早く魚をかけて曲げたいです。
追記
30gのバイブレーションを投げた感想
30gですと、e-geeでは適合ルアーウェイトを超えた重さでした。
なので、よっこいせとペンディラムキャスト?気味に軽くしか投げられなかったのですが、ラブラックスでは普通に振りぬいても問題なしです。
これが初めてのシーバスロッドなので、ガイドがAGSになったことでどうのこうのということを書けないのが申し訳ないんですが、今まで重いルアーのキャスト時・リーリング時に感じていたストレスからは開放されて、問題も起きていません。
ラテオより、ラブラックスが優れているかどうかは、ダイワを信じるしかありませんw。
魚も2匹(+メーター級鯉のスレ1)ですが掛けました。
1本目
2本目
ひとつ確実に言えるのは、魚を寄せるパワーが増しました(MLのエギングロッドと比べているので当たり前)。
両方とも60upでしたが、余裕で上がってきました。2本目はとくに竿を曲げることを意識してみましたが、まだまだ竿が曲がる余地を感じられました。さすがランカー対応と謳っているだけあります。
でも、60upで曲がらない竿という訳ではなく、ベリーから先は綺麗に曲がっていたのと、バチパターンでスローに引いていてノッたので、ティップの柔らかさもあると思うところが、気に入っております。
40以下のシーバスでもちゃんと曲がります。
あと、鯉のスレ掛かりですが、これはどうにもならなかったです。背中に引っかかってたのですが、シーバスに換算すると200cmくらいのランカーでしょうか。
どれくらい曲げられるかがわかったことは良かったです。
不満っちゃ、不満な点
あ、あとリールシートの回すやつが後ろ側に付いておりますので、握り方によってはファイト中にズレることがあります。
ただこれは自分の、リールとロッドの持ち方を変えることで対応可能でした。
今まで人差し指と中指の間にリールフットを挟んでいたんですが、薬指と小指の間で挟むと、ズレなくなります。
スピニングでの釣りは、トラウトで慣れているんですが、トラウトロッドは前側についていたのでこの持ち方でもズレることはありませんでした。
まだちょっと投げづらいんですが、徐々に慣れていけばいいかなと思っております。
ラテオにするか、ラブラックスにするか...
予算に合わせて、ラテオかラブラックスか選べばいいと思う。
ラテオも十分満足できるスペックだと思う。
でもラブラックスAGSは、ガイドが違う。その違いは体験できるレベルだと思います。
(ブランクスもラテオよりいい素材使ってるらしいけど)
買えるんならラブラックス選んでおいて、後悔はないかと思いますよ。
追記
ルビアスと合わせて使ってます。
リールと合わせてインプレ的な。